26年前、私は東京にたどり着いた。
新卒で東京の会社に就職したのである。
大学は関西圏の学校。
就職は地元で、と思いきや首都圏に本社がある会社に採用された。
当時はガングロコギャルの真っただ中。
「あんなイカツイ女子高生おるんや~」と思った。
仕事は楽しかった。正確に言うと東京生活が楽しかった。
しかし、坂本龍馬に憧れ上京した自分と、会社員として埋もれていく自分とを対比し、このままでいいのかと(今思えばこのままでも十分よかった)地元に帰る。
税理士資格を取得し、税理士さんになる予定だった。
しかし、躁うつ病を患う。
もがいているうちにマシになってきて、現在に至る。
48歳に成って、色々あった。
でもまだ人生、約半分残っている。
人生は楽しむべき、何が楽しいか考えている。
人生なんて何をしてもいい。
若い時はひとかどの人物、言ってみれば大人物に憧れ、心のどこかでいつかは成れる気でいた。
成れるわけないやろ~
自分はそんな能力はないと言う事が証明された。
あとは、ある分野でそこそこの実力をつけたいと考えている。
できるできないは別にして、それが楽しむべき事である。自分にとって。