若い頃に躁うつ病になった。
中年になり回復してきた。
何かが変わったから回復してきたのだろうか?
若い頃は、ひとかどの人物になりたかった。
だから税理士試験にチャレンジ。
問題は税理士になりたかったのではない。
ひとかどの人物になりたいので税理士になろうとしたこと。
税理士なんかどうでもよかった。
その結果、試験合格後燃え尽き症候群に。
人生を楽しんだこともなかった。
資格試験の勉強も学問探求の側面もあって
会計学や税法の理解が進んだという楽しみ
も持てなかった。
唯々合格のために必死で勉強した。
休憩すらもライバルに抜かれるという恐怖が
あってできなかった。
結果、心・体がいつも疲れていた。
今は司法書士の受験生だが、合格は焦っていない。
今更すぐに合格出来てもバリバリ仕事できるわけがない。
いい意味で諦めている。
つまり人生を楽しんでいる。
それが大きいと思う。
自分の場合、何かになりたかったのではないか?
と分析する。
「大物な自分」「仲間から一目置かれている自分」等。
でもそれが失敗で、自分が本当に望んでいないもの
に執着していたんだと思う。
つまりは季節を感じながら鍋を食べ、体を温めて、何かしらの幸せを
日々の生活で見つける。
これがベストだと自分は考える。