1974年生まれの自分は、今年50歳だ。
生まれて半世紀という現実にビビるが、よく生きてきたものだ。
死にたくはなかったが、寿命尽きるまで生活することは不可能と感じた。
変な感じだが、渡世を渡っていく自信がないのである。
喉元過ぎれば熱さを忘れるで、詳しいことは覚えていないが、多分当時の自分は、世の中とは、人と人との闘いのイメージがあった。
「タイタニック」という映画が当時流行ったが、主人公(ディカプリオ)たちは船が沈むのに何を争うんだろう?という気持ちで鑑賞していた。
どうせ、寿命が尽きて、100%死ぬのにどうして争い、その争いで命を落とす人がいるのか?と、今から考えると???という気持ちだったのを覚えている。
やっぱり心のエネルギーがなかったのだろう。
逆を言えば、エネルギーを貯めたらかなりのところまで回復するのではないか?と思っている。
経済評論家が、55歳から終活を始めよう、と提唱しているネット記事を見た。
それによると、あと5年したら終活だが、そんなものはしない。
むしろ、50歳からやっと世の中に出た気分で、人とぶつかり、人で磨かれて少しでもマシな自分に進化したいと考えている。
まだまだこれから。
これからと言っても特別なことはない。
ただ、勉強と仕事を懸命にやってやろうと思っている。
昨日の記事と少しカブるが、幸福や人の道に近道はないと思う。
偉そうなことを書いているが、多分そうだ。
自己啓発やスピリチュアル等のこれをやれば直ぐに成功・自己変革・自己革命、とうたうものはまやかしだ。
古人いう、「千里の道も一歩から」