こんにちは!
本日は司馬遼太郎の本を読んでます。
「最後の将軍」を読んでおります。
最後の第15代将軍、徳川慶喜の人生を追ってます。
今まで私のブログを読んでくださっている人は分かると思うんですが、私は「人生」をテーマに考えるのが好きです。
だから歴史上の人物の人生を比較するのが大好きなんです。
マ~慶喜ほど悲しい立場はないよな。
自分の代で幕府が終わってしまう。悲劇のヒーローです。
どうせならこれから昇っていく側に立ってたら勝者としての人生が待っているが、敗者側の総大将です。そりゃ、将軍職に就くことを固辞するわな。
でも明治に限って言えば、必死になって幕府を倒した明治指導者は、明治政府のリーダーになっていく。
一見それは天下を取ったといえるが、明治の日本は対外戦争(清・ロシア)の道をたどっていき、最後の日露戦争は国家存亡の危機といわれていた。
明治指導者にとってはかなりしんどい。
どっちがいいんだろうな~?
慶喜と明治の指導者。勝者と敗者。
敗者は負けたけど国を背負う義務がなくなって、精神的には楽。
勝者は勝った余韻に浸ることなく次代の国を背負いしんどい。
要するに勝者・敗者とも人生いろいろ。
自分の場合は、勝ち負けの影響ができるだけ少ない人生でいたいな~と思っています。
ズルいか?(笑)