どこまで記録

日々の雑感・ゲームなど色々書いていきます

若かりし日

そう、あれは確か平成15年前後。

 

当時俺は税理士資格取得後、勇んで会計事務所で働きだした。

しかし、当時は平成不況の真っただ中、勤務先がない。

仕事の数が少ないどころではなく、ないのである。

東京・大阪であれば会計事務所等の事務職は多いけど奈良県の会計事務所は2社位。

「ここを落とされたら就職できへんわ~」

 

結果だけを書けば、試用期間付きで採用するとのこと。

 

うれしかった。念願の税理士になるには税理士資格になるだけではダメで、資格のほか2年間の実務経験が必要なのである。

2年間の実務経験を積めば自分も独立できる!!

こう考えていた俺はベンツに乗りながら意味もなく携帯電話をかけている妄想にふけっていた。

 

しかし、である。

現実はそんなに甘くはない。税理士試験の簿記論・財表を合格しても小規模事業者の経理がよくわからない。

しかも電話の仕方も未経験で偉そう、だったらしい。

 

一気に所長の評価は下がり、2カ月の試用期間経過後、正社員になれずクビと言う事になる。

 

それで一気に落ち込んで、病んでいくのだがこの事務所には後日談がある。

 

精神病が良くなったある日の夜、俺は友達と飲みに行った。

帰り道、会計事務所での悔しい出来事を思い出し、襲撃を決行。

事務所にオシッコをかけるという内容である。

ホントは大をしてやりたかったがティッシュペーパー持っていない事、気張っても大が出なかったこと等の事情を鑑み、やむなく小で勘弁してやったのである!

 

今となってはいい思い出。